着物の買取りの話 (リサイクル、買取)



今までに、いくつか、リサイクルの話題を書いてきました。

今までに書いたリサイクルの話題は、カメラの話題などですが、今回は、着物のお話です。


リサイクルする場合のアドバイスとしては、リサイクルしたいものの種類ごとに、分類と整理を先にしておくのがいいと思います。

リサイクル業者さんによっては、いくつか品物を平行して見てくれる場合もあるので、分類と、渡す前にある程度、見てもらう品をきれいにしておく方が、買取してもらえるチャンスが増えると思います。

他に、買い取れる品がないか、多分、向こうから聞いてこられます。

うちの場合は、着物はさほど枚数がありませんでした。
しかし、購入当時、セットで100万近くした振袖などもあったので、処分するのはおしいので見てもらいたくて、買取に行きますといううたい文句の業者さんへ連絡しました。
カメラ含め他の買取を何度か済ませた後だったので、見てもらうものも少なかったです。

他のものと一緒に見てもらうのを条件に、買取に足を運んでもらえました。
カメラの時と同じで、インターネットで、着物の買取先の情報を探しました。


参考にしたのはこういうサイトなどです。

事前に、口コミを調べたりしました。
もちろん、直接、買取店を探してホームページなども見ます。

http://着物買取店おすすめ特集.biz/

なんでも買取比較ナビ|クチコミ・評判、対応サービスからあなたの要望にあった高価買取業者を徹底比較!



カメラの買取の問い合わせの時と同じで、問い合わせた時に、ある程度、電話で作家ものであるかなど聞いてこられます。
他に売りたいものや査定してもらいたいものがあれば、一緒に聞いてみましょう。また、向こうからも、切手やコインがあるかなど、いろいろ聞いてくると思います。

今回見てもらったのは、わたしの持ち物ではない着物ばかりでした。
家族の残したもので、振り袖セットや、普段着る着物や、子供の頃の七五三の着物セットです。
他には、手元にあった貴金属類など。

見てもらった結果は、着物や振袖帯などの引き取りはほぼ無理でした。
引き取ってもらえたとしても、セット中の帯だけなど、業者さんが欲しいもののみ。
当たり前ですが、買い取ってから、直ぐに売れそうなもののみでした。
提示された金額も、豪華な帯なのに、僅か数千円だったので、業者さんのほうもどうしますかと、気にかけてくれました。
考えた結果、今回は着物類は引き取りはなしになりました。

意外に良かったのが、貴金属類です。

他の小物も、古い着物も、こちらは価値があると思っていても、買い手がなさそうなものや、振り袖などでも、有名な作家さんなどのものでなければ買い取りは難しいとの事でした。

また、そういった特別なハレの日用の、子供の祝い事の品や、成人式の振り袖なども、一生に何度もあることでもないため、親が特別に用意したりしたいでしょうし、常に新しいものが出回るし、今は買って自分のものとして使うよりも、レンタルする人が殆どだそうです。
現在では、レンタルの使用をされる方が多く、買う人は殆どいないため需要がないわけです。
それでも、名の通った作家者などなら、買い取っても欲しい人がいるのかもしれません。

なので、よほどの品でないかぎり、買取は難しいと思っていたほうが良いかもしれません。
他にも手元に多くの質の良い着物などがあったり、品数、枚数が多い場合は、纏めての買取りはあるかもしれません。

うちの場合は、数も少なく、着物の生地も正絹ではなく、ポリエステルのものなども混じっていたりしたのと、実際にシミなどもあったりしたので、特に難しかったのだと思います。

その後も、別の買取店にいくつも当っても良かったのですが、既に買い取り先を探したりするのに疲れてしまいました。
買取業者さんの説明を聞いて、今回のものは売れる品ではないと納得し、次は探しませんでした。

大概の業者さんがそうですが、一度見に来てくれたときには、他に、売り物になりそうなものながあるか、査定を一緒にするために聞いてこられます。
買取に出向いた場合は尚の事、成果がないと業者さんも辛いのかもしれません。

貴金属類は、一番お金に替え易いと思いますので、イミテーションのアクセサリーを含めて、手元に綺麗に残しておくことをおススメします。
場合によっては、ジュエリー類の箱だけでも、買取の対称になります。
イミテーションなどでも、売れ筋の形などもあるそうで、価格が付く事もあります。
金属の混ざり具合により価格も違いますが、売れそうなものは、まとめて引き取るという形で金額が付いたりします。

いろんな業者さんを探して何度も査定してもらったり、持ち込んだり、箱に詰めて発送など、結構思っているよりもめんどうなので、査定に来てもらえそうな時は、順に併せて見せていきましょう。

着物買取りをして思ったことは、着物や洋服類は、買い取り査定する前に、身近に着物を着てくれるような人が居たら、思い切って譲る方がいいかもしれないと思いました。
査定の前に洋服も別のところに持って行ったのですが、バカみたいに安い金額で、これなら一緒に譲った方が良かったと思ったんです。
ゆずり受けた人が気に入って使ってくれるのなら、きっと大切に着てくれるでしょうし、着物などは練習にも使ってもらえたり、振り袖などは、結婚式に呼ばれたときに貸し借りも出来ます。
叩き売りするのなら、欲しい方が居たら、譲ることをお勧めします。

本当は、子供がいたら引き継いだり、身内間で譲ったりするのが一番良いのですが、居ない場合は、ご縁の友人関係から聞いていくのが良いと思います。
喜んで譲り受けてくれる人が居れば、着物も生きてきますし、持ち主や、持ち主に買いえ与えた人たちの心も報われますから。

結果的にうちは、査定後でしたが、譲れそうな人が思いつき、譲れたので、着物は売れなくて良かったと思いました。

譲ったお話などは、また別の機会に書きたいと思います。