糠漬けをつける。 (簡単、糠床を保存しない方法。)
自家製お漬物のお話です。
この間、蕪のピクルスの話題を記事にしましたが、今日はそのときピクルスに使わなかった部分の、蕪の葉と、蕪、蕪の皮を、糠漬けにしたときのお話です。
数年前から、お漬物用に調合された糠を買って、家にある野菜で糠漬けを作るようになりました。
最近はめっきり漬けていなかったのですが、今回、ピクルス作りであまった部位などを、直ぐに料理できなさそうだったのと、前に作ったしば漬けも少し残りが減ってきたので、ぬか漬けを作ることにしました。
多分、ぬか漬けのプロ、ぬか床を守り通してる方がみたら、激怒しちゃうような作り方ですが、別に・・自分と家族がこれでも十分おいしいし無理がない方法なので載せておこうと思います。
こんな感じで漬けちゃいました。
袋の中身はそれぞれ、出すときに便利なように、部位ごとに分けています。
かぶらの葉、蕪をむいた皮、蕪の実です。
野菜を、口に入れても良い状態まで、洗ったり、汚れを取り除き、下処理します。
下処理した野菜に、塩をまぶして水気を切った野菜をポリ袋に入れます。
そこにぬか漬け用の調合された、ぬか漬けの素を野菜に糠が回りきるだけ入れます。
空気を抜きながら、ポリ袋の口を縛ります、輪ゴムも使うといいかも。
臭いが充満しないように、保存袋に上から入れます。
以上がレシピ。
どうでしょう、なんていい加減な作り方。
以前は、ぬか床を小さいながらに大きなタッパーに作って、糠の素を足しつつ、冷蔵庫の中でいろんな野菜を漬けていました。
最初漬けはじめは、クズ野菜を漬けて、少し糠を馴染ませて、糠の香りや味も落ち着けてから、本格的に食べる糠漬けをはじめるのがいいらしいです。
ぬか漬けの素の裏に書いてある説明どおり、そうして漬けていましたが、ぬか床の管理はとても難しく、野菜から出る水気などによって、臭いが変わったり、冷蔵庫の中で場所もとったり、いろいろと大変でした。
適度に変えたり捨てたりもしてたのですが、ある日考え方をまったく変えてしまって、糠の管理が面倒でない方法でなら、ぬか床の管理で悩まなくていいかもと、こういう形で漬けて、漬け終わったら糠は捨てる方法に変えました。
ぬか漬けの素を売ってる方も、売れた方が嬉しいでしょうし、苦労してぬか床を保存したり、維持するよりも、必要なだけつけて、糠は無理して残さないこの方法に落ち着きました。
早ければ翌日くらいから食べられますが、新しい糠を入れて使っているので、少し糠臭いのと、乾燥している糠を袋に入れて、野菜から出る水気で糠が仕上がっていくので漬かるのに少し時間がかかりますが、うちではこれで十分です。
つけていると、だんだん馴染んできて水気を糠が吸うので、たまに袋の上から手でかるく糠をもんで移動させたりします。
食べる時には、だして不要な糠は捨ててしまいます。
使えそうなら足して次に使用してもいいと思います。
糠がちょっと悪くなってそうなら、思い切って捨てましょう。
捨てる時には、臭いなどシャットアウトするために、ポリ袋などにくるんで捨てるといいと思います。
今回は、乾いたぬか漬けの素からしようしているので、冷蔵庫では保存しませんでした。
常温で漬けています。
2,3日して食べましたが、十分おいしかったです。
本格的なぬか漬けとは言えないかも知れませんが、管理の苦労がないので、こういう漬け方も楽でいいですよ。
これなら、難くないので、自宅でぬか漬けを作って食べれると思います。
ぬか漬けに対して、敷居が高いと思ってる方には、手軽に始めるきっかけや、参考にしてもらえたらと思います。
ぬか漬けは乳酸菌がたくさん摂れるし、身体とてもいいし、おいしいので、ぜひ手軽に漬けてみてくださいね。
うちで使ってる素はこういうタイプのです。スーパーにもありますよ。
↓
楽天で探すと、こちら ↓ の、お漬物屋さんが販売している、しっとりしたのぬか床も人気みたいです。
●漬けもん屋の『ぬか床うまみの素セット』【ぬか漬け】【05P26Mar16】
ちなみに、漬ける時の袋は、スーパーなどの買い物の時の白っぽいカサカサ音の摺る、ポリエチレン製ではない方がいいと思います。
透明度の高い、ビニール製の方が、保存やぬか漬けを作るのにはいいと思います。
保存用の袋もいいと思います。
スーパーなどでも、冷蔵品の売り場で、封を切って、そのまま買った糠の入った袋に野菜を漬けられるタイプの、糠床も売ってますよね。
あれも、使ったことがあるし、要は同じ理屈なんだとは思いますが、基本的になんども糠を使いまわさない点では、今の方法が、ぬか床維持の気苦労はまぬがれて楽です。
だだ、出来上がったぬか漬けは、糠の少し乾いたような風味はすごく強くなりますから、その点だけ、クリアできるなら、ぜひこういう方法も視野に入れてみてくださいね。
(うちでも出来れば、管理や維持が大変でなければ、風味も増すし、継ぎ足し方法で使いたいんですけどね。)
この情報、お役に立てば嬉しいな♪