何もかも規模が縮小してない? (不景気、消費税が上がってから、内容量少ない) 赤城乳業さんの選択は正しいと思う。

昭和を知ってる方なら、分かってもらえるかもな記事かな。
今日は、ちょっと愚痴っぽい内容です。
昭和って言っても、戦中は除くの時代の空気感なんですけどね。

最近、やたらめったら、物(モノ)の品質が悪くなっていったり、商品自体がなんだかチープになってたりしてるのを感じます。
勿論、相応の値段を出せば、いいものはたくさんあるんだけど、この間買取の方と話してても、最近のものは手が掛かってないとか、使い捨て買い直すように出来てると、似たようなこと言われてましたね。


(rakuten)


何もかもが、良く見ると、規模が縮小してるのを、どこかで薄ら寒~く感じてる方って、多いんじゃないでしょうか。

掲示板や質問系のサイトなんかをたまに覗くと、その辺女性や主婦は敏感だから、同じように思ってる人の意見に出会う事も多いです。

とにかく、主婦は食品系の内容量が減少してることに敏感になってますね。
お菓子なども、容器やパッケージを変えると、そこでコストが掛かるからと思うけど、内容量だけ少なく変更してたり。 お菓子のサイズを小さくしたり、小分けパックを並べるための、仕切りを工夫して、外観の箱や袋は大きいけれど、内容量は少しだけしか入ってないなんてことがすごく増えてる気がします。

以前から、それらは感じていましたが、消費税が8%に上がってからというもの、それらを如実に感じて、気付いた時にはとても悲惨な気持ちにさえなってくるんですよね・・・。
ペットのドライフードなんかも、値段が上げられないので、内容量が減ってたり、その上一粒の大きさがやたら小さくなってるものまでありました。

「仕方ないか~。」「企業も大変だものね~。」と思いつつも・・。

大手の会社でも厳しいんだろうなと思いますが、消費税が上がってから、経営が厳しくなった中小企業や会社もも多いはずです。
消費税アップで、コスト削減の嵐で、全ての規模が小さくなっています。

こんな話題の中で、赤城乳業さんの、値上げのCMや、会社をあげてみなでお辞儀するアピールは、切実で作り手としての誠意が伝わってくるよね。
値段をキープするために、材料費を抑える事や、サイズを小さくすることとか、品質を変えてしまうことや縮小することよりも、自信ある商品を維持することと、お客さんの満足感を優先したんだと思う。
内容量減ったり、味が変わったりしたら、がっかりするでしょ?
もちろん、企画を変更したり、生産ラインを変更するのも大変だしね。
ああして、値上げするに至る決断を、正直に伝えてくれる会社っていうのは、ものづくりにプライドがあるんだろうなと再確認させられる。

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赤城乳業さんのページよりスクショさせてもらいました。)

www.akagi.com

最近のコスト削減対策での、商品の減量化については、ネットでも、意見が分かれるところだと思う。

値段上がると厳しいし、買ってもらえないから企業も必死だよね、しかたないよねって意見と、こんなチープになったり、寂しく感じるのなら、値上げしてくれた方がいいって意見とに別れると思う。
意外な事に、値段上げてくれた方がましだって声も、結構あるんですよね。
そういう人って、切実にその製品の品質や、量に安心してたと思うし、満足していた支持者たちだから、多少の値上げではあまり動かないユーザーだと思うんだけど。だからって、値上げどんどんしてもいいよって意味でもないけど。


ちょっと話が横道に逸れるけど、昔、間に合わせで、100均でトイレマットまであるからって、単純に感動して買ってみたことがある。
「100均って便利~、すご~い!」と思いつつ、敷いてみてビックリしたよ。

ちっさ! ちっさ!!
めちゃくちゃ、ちっさいし!!
(笑)


もうさ・・・。

あと、二、三百円出すし、出すからさ、普通の大きさのお願い~!!って、思ったよ。

ここなんだよね、今の、コスト削減で、内容量を減らす守りに入った工夫に拘ってる企業の選択ミスって。そこを企業がわかってないし、ビビリすぎなんだよねと、生意気に思ったりもしてみる。

昭和に比べると、たしかに平成、今の方がデザインセンスや企画もスマートで良くもなってるよ。
全てにおいて技術も高まってるし、見栄えは良くなったものって多いけど・・。
食品以外でも、雑貨類のプラスチック製品も軽量化の名の下に、かなり薄くなったり、サイズが小さくなってるものも多いかな。
クッキーなんかも、あれ?これって、こんなに小さかったっけ?とかも良くある。
これくらいサイズあったよね?あれ?わたしの記憶が間違ってるの?と思いながら、小さいクッキーを眺める事もある。

それらを感じる時、なんか景気が悪いというか、退化してるような、物質的に既に日本は豊かではなくなってきてるのでは?と、悪い意味でゾクゾクして、気持ちが落ち込むし、将来が不安になるんですよね。
国の力が小さくなってるようで、悲しくなるの。
気持ちが滅入るっていうのかな。

あとね、モノにもよるし、高価なものはそうでもないかもしれないけれど・・。
とにかく、被服、布地、まるでゴミみたいな生地が多くなったよね。

ちゃんと生地が織られたものではなくて、プレスして作ったような、合成系、化学繊維系の服が増えてて、暫く着ると毛玉のだらけ。
いや~!ちっとも進化してないよ。
コスト削減と、手間を省く面でしか、進化してないんじゃないかと思う平成。

それらを目の当たりにすると、コスト削減に拘りすぎだし、ある意味、ものづくりの力落ちてんじゃないの?、結果、手抜き、誤魔化す力が上達してるだけなのでは?と感じること、多々ありです。進化してないよ~、退化してるよ~って感じです。
ペラペラのスケスケ生地も多いし。
買ってすぐにボタンが外れそうとかね。
タオルだって酷い。
糸がボロボロ出てくるの多いしね。
思い出のあるタオルがあって、もう二十年近く使ってるのあるけど、糸くずなんて一つも出ないよ。

昔の動画で、ファッション系を見ると、今よりも断然、生地自体が良かったり、触らなくても映像からでも判るときがある。
日本の四季も乱れててきてて、全般的に暖かくなったし、気候もだいぶ変わったとは思うけれど・・。それだけが理由じゃないでしょ?って思うような、チープな製品が薄い生地が増えてる気がする。

アジア圏の安い労働賃金目当てで、海外製のものが増えたのもあるんだろうけど、ちょっとな~と、最近新しいものを買ってもストレスを感じてる事の方が増えてるってどうよと思うようになってきました。
昭和って、今に比べると、ちょっと不便だったりしたし、製品も高かったけれど、まんざら悪くなかったな~と、しみじみ思うことが出てきました。
きちんとした値段を出してモノを買って、やっぱり嬉しくて、そして大切にものを使ってたし。日々、ゆったりしていた、昭和が懐かしく思えることが多くなってきました。これただの年寄り現象でしょうか?同じように感じてる人、いるかな???


(日本製)

コスト削減の努力は認めるけれど、大きな視野で俯瞰して見れば、これって、明らかに退化してるし、売り手側の利益のことしか考えてない流れになってる気がするるなぁ。
「本当に良いモノ」と、「お手軽で間に合わせなモノ」の二極化が進んでるんだろうけど、何にしてもモノが悪いと言うか、粗悪になってる気がしてます。
若干、イライラ、ストレスになるくらい、蔓延してる気がするな・・・。笑

新しいモノを買うのって、ウキウキ高揚する筈なのに、最近は物悲しくなることが度々あるし。モノの命っていうのか、寿命が短いし、エネルギー地が低いと感じることが良くあります。
これは、物意外にも、デザインなど他の分野でもあるかな。

それから、スーパーやドラックストアなども、経営が厳しいんだと思う。

こっちは、また切実な問題で、リアル店舗と、ネット販売の戦いもあるんだろうなと思ってるけど。
最近、スーパーも、ドラックストアなども、商品をかなり絞りこんでる店舗が周りに増えてる。こっちも行く度、それを感じると、とても悲しい気持ちになる。
だから最近は、多少高くても、出かけた時くらい、いいものを見たいし、欲しいから、たくさんの品揃えをしているお店に行くようになりました。
その方が、やっぱり気分がいいから。

あとね・・。
プライベートブランドも良し悪しだと思う。
コンビニとか行っても、ただでさえ、陳列してる種類が少ないビールなどで、味気ない、安さ低コストだけが売りのプライベートブランドがズラッと並んでるとげんなりしてしまう。

今の商品には、いろんな意味で、現実味が増しすぎて、夢がなくなったなと思うな。

平成より昭和の方が、なにかしら重厚感とか、表現にも夢やふくよかさがあっていい時代だったな。
手軽、便利、低コストって、決していいことばかりじゃないねと思うよ。

そういえば、熊本の震災のあと直ぐに、歌手のガクトさんが、ラジオに出ていて、昔状況したてのころに感じた六本木の空気と今の六本木は全く違う。
がんばって良い車に乗ろうとか思ったけれど、今は海外に居るけれど、日本に変える度に、規模が小さくなってるとか、心配になるってニュアンスの事言ってて、わかるわかる!と、思って聞いてました。
このままで日本大丈夫なの?って。
特に、芸能界にあまり興味が深いほうではないので、ガクトさんは知っていても、深く興味を感じた事はなかったんだけれど、その意見を聞いてからは、彼にとても興味が持てました。分かるわ~って。

昭和の「昭」は、明るく照らすという意味があるらしいね。
世の中が明るく治まるとか。
勿論、激動の事柄が多くて、日本にとっては苦しいことの多い時代だったけれどね。
でも、今振り返ると、漠然と、明るかったな~と思うよ。
和っていうのもいいよね。和み、人の和。とかね。

ま、この話題に関して、他にも言いたい事がいっぱいで、別の視点からも、解読、解説しつつ、書きたいことはあるんだけれど・・。
今日は普段思ってることをドバーと、一部をゲロる記事で、おしまい♪にしておこうと思います。